【音読】美濃部達吉『憲法講話』第五講「帝国議会(その二)」 七~十
全十講の内、第五講まで音読終わりました。
今月中に丸々一冊終わらせたかったんですけど、どうだろうか?頑張る。
講話の中で海外の例を引いたりしてて、それもおもしろいんですけど、弱小政党が長々と質問をして他の議題に移らせないようにする戦術がオーストリア帝国でよくあったというの読んで、違う時代の違う国にもそういうのがあるんだなあと笑いました。時間超過して質問続けるのは、カジノ法案の時に山本太郎がやったんじゃないですかね。
しかし、「国会質疑」とか「答弁」はよく聞くけど、「質問」って聞くっけ?と思いましたが、今でも変わらず「質問」と言うみたいですね。「議員質問」と言われる事が多いかもしれません。
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続きを読む【音読】美濃部達吉『憲法講話』第五講「帝国議会(その二)」 六. 財政に関する権限
お金は時代が変わっても分かりやすいものですよね。今から見るとは当たり前に思うことが書いてあるなぁと、お金の話になるとますます思います。比べようと思って検索してみたら、当たり前に思うことは現代の日本国憲法にも書いてるんですね。
ただ、新旧の違いもお金にしてはあるかもしれません。旧憲法では、皇室の予算は増額する時以外は議会の議決は不要だったのですが、現憲法では毎年必要になっています。
他に、旧憲法の第71条には「予算が不成立の時は前年度と同じ予算にする」とあって、憲法のイメージからすると結構細かくないですか?あと、「一度決めた税は変更が無ければ審議にかけなくていい」とあるのに対して、「そりゃそうだろう」ってツッコみたくなるのは現代人だからなんでしょうか?これは変わってないはずですけど、現憲法には書いてませんね。現憲法には書いてないけど今でもそうと言えば、「衆議院の先議権」というのがあるそうです。知らなかった。
衆議院の予算先議権については、英国から始まって世界に広まってとか、その辺もおもしろかったので、早く音読終わらせて書きたいですね。
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続きを読む7月14日の朝刊で気になった記事
ロシア憲法改正成立直後に国後に記念碑設置! 過激な前時代回帰、不正投票疑惑、最初ペンギンに見えたエリカちゃんの七夕のお願いは北方領土返還
7月2日にロシアで憲法改正が成立しました。
6月25日から一週間の国民投票期間を経て、モスクワ時間7月1日午後9時に投票が締め切られ、即日開票の結果、8割近くの賛成票を得て成立が決まったとのこと。
日本では当然のことながら領土譲渡禁止が一番注目されていますね。これにより、非常に厳しい状況に追い込まれました。しかし、隣国との領土画定作業は対象外であり交渉の余地は残されているはずです。
はずなんですが……、改正成立のその日に国後島に憲法改正の記念碑が作られてもいるんですよね……。
いやいや、領土画定作業はまだまだ続きますよ。今年の3月頃、ドラッグストアで「マスク売切れ、入荷未定」って書いてる張り紙があるのに店員に「マスクありませんか?」って聞いて、イラついた店員にツイッターで愚痴られてたタイプですか?(そんなに怒らんでもと思わないでもなかったけど)
しかも、正式に決まったの早朝なのに、同じ日の明るいうちに設置って、用意してたの!?
不正疑惑もあるけど、電子パネルの数字が不自然に逆転したとか、政府と無関係の調査員による出口調査では反対が上回ってたとかって報告もあるけど、実は不正はなくて、みんなプーチンが大好きで、同じ未来を見ていて、ゴールまで、ウラジミール、駆けて、駆けて、駆け抜けて、正当さが欠けて抜けて憲法改正して、駆け抜けすぎてうっかりロシアの記念碑を日本に作っちゃったの!?
webronza.asahi.com
しかもしかも、プーチンが「この条項が特別な意味を持つある地域の住民が記念碑を建てた」とか言ったって。
記念碑にプーチンが仕留めた虎の毛皮で作ったマスク付けてあげて、ちょっとよそ見してからまた見た時に、うっかり虎と見間違えて狩ろうとして破壊すると特別なスペシャルになりますよ!
……しかし、何故、本当は反対票が上回っていたと考えられているのでしょう?
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